こんにちは！
入間駅前通り接骨院の小宮山新八です。

今回は成長痛についてお話をさせていただきます。

主に子供の足に現れるという成長痛ですが、子供が突然原因不明の足の痛みを訴えてきたら、いろいろと不安になってしまうものです。

  • ｢学校でなにかあったのか？｣
  • ｢ウチの子はスポーツしてないのに･･･｣
  • ｢なにか病気にかかってしまったのか？｣

原因を探ってしまいますよね。たしかに原因を探すことは大切です。

しかし、その原因がないとしたらどうでしょうか？原因不明のままではモヤモヤしてしまいますね。

整形外科学会でも、このような原因不明の痛みが存在することは認められているそうです。

子供の場合、骨や筋力がまだ未発達ですから、過度な動きによっての疲労が痛みとなって現れることも考えられます。

その他、精神的なストレスも原因の一つと言われています。原因を知れば、不安は少し軽くなりますし、改善方向へ進んで行けますよね。

成長痛の症状の特徴

  • 夕方から夜の時間帯に痛くなる
  • 痛みは1時間程度で治まる
  • 痛みが出た翌朝には治まってる
  • 痛い部位には腫脹、熱感、炎症は起きてない

 

成長痛の対処法

上記の症状のように痛みが出た時は、痛みがある所をさすってあげたり冷やすなどを行ないます。

さらにはストレッチやマッサージをして筋肉を緩めてあげます。

精神的にもケアしてあげることで痛みの軽減にもなります。

原因不明であるからこそ、子供に対して少しでも不安を取り除いてあげる精神的ケアが大事なのだと感じます。

 

成長痛と他の疾患との鑑別

さらにここで大切なのが、成長痛とスポーツ障害や重大な病気との鑑別です。

成長痛と同じような症状がみられるため、看過されてしまうケースも少なくありません。

スポーツ障害の多くは、オーバーユース(使い過ぎ)であり、特徴的な症状や明らかな外傷がみられるため、子供がどんなスポーツをやっていて、どのような動きが多いのかによって原因の特定はしやすくなります。

看過できない重大な病気としては、ペルテス病、関節リウマチ、骨腫瘍、骨の感染症などなど･･･

子供の話をしっかり聞いてあげて、成長痛の症状なのか否かを判断していき、子供の未来を明るくさせてあげたいですね。