こんにちは!
入間駅前接骨院の本多泰大です。

最近、自転車事故で小学生が歩いている老人とぶつかり、多額の賠償金が請求されたニュースを目にしました。

もし、自転車同士で事故が起きた場合や保険、ケガの治療について書きたいと思います。

事故直後の対処はどうしたらいいでしょうか?

先ず自転車事故が起きた場合、自動車の交通事故と一緒で警察に連絡してください。

ケガをしたのであれば病院で診察を受けてください。お互いケガがなく自転車も破損がなければいいのですが、ケガは翌日以降に出てくる場合が多いので必ず警察に届け出をして下さい。

過失割合は自動車と一緒で、50対50でそこから次のことが当てはまれば過失割合が変わることがあります。

過失割合に影響を及ぼす事情として、以下のような事情が考えられます。

  1. どちらの自転車が優先道路を通行していたのか。
  2. 左側車線の走行を守っていたか。
  3. 一時停止を無視した走行はあったのか。
  4. 速度の出しすぎはあったのか。
  5. 夜なのに無灯火で走っていたか。
  6. 信号無視があったか。
  7. 前方不注意で走行していなかったか?(スマホをいじっていたなど)
  8. しっかり整備された自転車に乗っていたか。
  9. イヤフォンで音楽を聞いていなかったか。

などの事情が、過失割合に影響を及ぼすことになります。

自転車保険には加入しておきましょう!

次は保険についてですが、自転車と自転車の事故の場合、健康保険は基本的には使えませんが、使うケースもあり得るので、その場合は自分の加入保険者(組合、国民保険、社会保険)に直接確認が必要です。

自転車には、車やバイクの自賠責保険のような強制加入の保険はなく、任意保険に加入されている方の割合も少ないのが現状です。

そのため、相手方に生じた損害は、自費で支払わなければならない場合がほとんどです。

ただ、前述のように、自転車が歩行者と衝突して歩行者が負傷したような場合は、損害賠償額が高額になることもあります。ですから、自転車を運転する機会のある方は、任意保険に加入されておいた方がよいでしょう。

自転車の事故の際に利用できる保険は、自転車事故専用のものだけでなく、自動車の任意保険や火災保険、クレジットカード付帯保険等に自転車事故の場合に利用できる特約を付加することができる場合も多いです。

一度、ご自身が加入されている保険に特約として、付加できるかどうかを確認しておかれるとよいでしょう。

事故後の治療について

治療については病院や接骨院で治療は可能です。接骨院で治療費なども任意保険に入っていれば基本的には窓口での支払いはありません。

もし事故でのケガでお困りの方、周りの知り合いで困ってる方がいましたらヒューマンアジャストグループの接骨院にご相談ください!