こんにちは!
入間駅前接骨院の飯島です。
今日はオスグッドとは何か。その治療法とセルフケアについてお伝えします。
オスグッド病とはどんな疾患?
まずオスグッドとは、ジャンプ動作での膝屈伸時・ダッシュやキック動作によって脛骨結節部が強く引っ張られ、その部位がはがれたり炎症を起こしたりして痛みが発生するものです。
特にジャンプ・蹴る・走る動作をする小中学生に多く見られます。言わば、成長期におきるスポーツ障害の一つです。
成長期は、急激に骨の成長が見られ身長が伸びてくる時期です。その成長に筋肉や腱・軟部組織は同じようには成長しません。
その骨の成長に追いつけずに、筋肉の付着部が引っ張られている中でオーバーユースを繰り返す事で痛みが発生するというメカニズムです。
症状としては、局所の熱感や腫脹・脛骨粗面の膨隆が見られます。多くのスポーツマンは痛みを抱えながらも、競技を続けていく傾向にあります。
その痛みを引き起こしてる筋肉は、大腿四頭筋という太ももの前面に大きくついている筋肉です。
大腿四頭筋は、外側に外側広筋・真ん中に大腿直筋。大腿直筋の下にある中間広筋・内側にある内側広筋で構成されている筋肉です。
その筋肉をしっかりほぐしてあげる事と、股関節の可動域を広げてあげる事が重要です。
セルフケアで大事なこと
セルフケアとして取り入れやすいのはまず一つはアイシングです。できれば、氷嚢に氷を入れて冷やしてあげるのがベストです!
しかし、氷嚢も氷もない場合は保冷剤でも大丈夫です。氷をオススメする理由としては、保冷剤でアイシングをすると0度以下から冷やそうとするので、そうすると良い細胞も壊してしまうからです。
アイシングの時間は10分〜15分で、余裕がある場合は1・2時間後にもう1セットアイシングをしましょう。
2つ目は筋肉をほぐす事です。
自分では難しいと思うかもしれませんが、出来ます!アイシングで使用した氷でのアイスマッサージが有効的です。
どこのポイントをマッサージしたら良いのかは整骨院の先生に尋ねてみましょう!
また、もし自宅にストレッチポールがある場合は、大腿四頭筋を筋膜リリースしてあげるのもgoodです!
3つ目は股関節前面のストレッチです。
大腿四頭筋は骨盤の前面から続いているので、仰向けで寝て膝を曲げるだけではなく、股関節を後ろに反らせる事がポイントです。付着部からしっかりストレッチしてあげましょう!
上記の事で分からない事・また症状に対して悩んでいる事があればご相談下さい!