こんにちは!
入間駅前通り接骨院の鈴木です。

今回のテーマは「肩こりと腕のしびれ」です。この2つの関連性について説明していきます。

肩こりの原因とは?

まず最初に、「肩こり」とは正式な病名ではなく首の後ろから肩甲骨の間にかけて起こるコリ感、重苦しさ、痛みの総称になります。原因は、連続で同じ姿勢をとる、悪い姿勢、運動不足などがあげられます。

肩こりと腕のしびれ

一定時間の悪い姿勢で、首や肩が緊張したものは姿勢の改善で良くなるものは多いのです。

しかし、肩こりがあって尚且つしびれがでるものは注意が必要になります。もし肩こりがあってしびれがあるものは以下のようなものが考えられます。

頸椎椎間板ヘルニア

首の椎間板がつぶれて神経を圧迫、首の痛みや腕のしびれが出ます。

頸椎性神経根症

首の骨(頸椎)が変形を起こし神経を圧迫、首の痛みや腕のしびれがでます。

頸椎性脊髄症

脊髄が圧迫され両腕、両足のしびれ、麻痺、歩行障害がでるもの。

胸郭出口症候群

腕のしびれ、手のむくみが出るもので、肩こりの症状として直接的ではないのですが、姿勢の悪さから神経、血管の通路がせまくなってしまって症状が出るものがあります。

姿勢の悪さから肩こりにも繋がるので、両方の症状を持っている人も少なくありません。

しびれがなければ、姿勢不良からくる肩こりの可能性も高いのですが、上記のようなしびれを伴った症状がある場合は早めの検査が必要になります。

肩こりの治療

ただもみほぐすだけでは一時的に症状が軽くなっても、根本的な治療にはなりません。また不良姿勢のまま過ごし続けると上記で紹介した症状に将来的になってしまう可能性が高いので、肩こりの原因を治さなければなりません。

①ストレッチ

姿勢が悪いままいると、肩周りの筋肉が硬くなってしまって血行不良を起こし、重だるさや痛みを引き起こしてしまいます。ストレッチを行って血行を改善し、筋肉の柔軟性を向上することで肩こりの症状を良くしていくことが出来ます。

②姿勢改善

ストレッチと並行しておこなっていく必要があるのが骨格の改善です。ストレッチを行って筋肉の状態を良くしただけでは、これまで過ごしてきた不良姿勢は改善されません。

骨格の調整も同時にすることで骨に付着する筋肉の状態も良くなり、姿勢が改善され、肩こりの症状も良くなっていきます。

「ただの肩こりだから・・・」と放置してしまうと症状が悪化してしまうので、早めの治療と根本的な改善が望ましいです。

当院では姿勢の改善、根本的な治療を行うことが出来ますので、何かお困りのことがあればお気軽にご相談ください。