こんにちは❗

今回は「肩から首にかけてのコリに効くストレッチ」について書きたいと思います。

最近では肩凝りを訴える方は非常に多く、現代病と言ってもよい状況になっています。

ひどい人になると頭痛や吐き気、手や腕にしびれが出てしまう場合も有ります。

そんな状態にならずに済む様に、自分でストレッチをしてコリをほぐす方法をご紹介します。

そもそも肩や首は何故凝るのでしょう?

①姿勢が悪い・長時間同じ姿勢

デスクワークが多い方やスマホを長時間使っている方、読書好きの方等、つい下を向いて首が前に出てしまっている場合、肩や首はとても懲りやすくなります。

首の骨は通常前向きにカーブを描いて頭の重さをクッションの様に支える為に湾曲していますが、下を向いていたり、前屈みや猫背等で悪い姿勢が続くとこのカーブが失われ(ストレートネック)、重い頭を首や背中で無理に支えなければならなくなり、筋肉が緊張して凝りが発生してしまいます。

②冷え、血行不良

夏場に限らず、今は年中冷房が効いているところも多いと思います。

体が冷えると血行が悪くなり、老廃物等の循環が滞り、筋肉が硬くなりやすくなります。

又、寒いと体が丸まり姿勢が悪くなり、体に力が入り、余計に肩や首が凝ります。

③反り腰

反り腰とは骨盤が前に傾き過ぎて腰のカーブが強くなってしまっている状態を言います。

腹筋と背筋のバランスが悪かったり、運動不足等でインナーマッスルと言う背骨、骨盤、大腿の体幹を支える筋肉が衰えたり、上手く使えず硬くなってしまい起こります。

腰のカーブが強くなると、バランスを取る様に首のカーブにも影響し、首や肩の凝りに繋がります。 

④股関節

股関節の硬さも骨盤の傾きに影響を与える(骨盤から大腿骨についている筋肉が骨盤を引っ張る)為、③と同様に首や肩の懲りに関係します。

⑤その他

ストレスや眼精疲労、神経障害等でも凝りは起こります。 

肩・首のストレッチ

それでは肩から首の簡単なストレッチをいくつかご紹介します。

まずは首のストレッチですが、

・伸ばしたい方の首とは反対の手で頭を押さえて引っ張りながら横にたおします。 

・頭の後ろで手を組み、両手で頭を押して頭を前にたおします。次に肩を中心にしたストレッチですが、これは主に反り腰や猫背で硬くなった肩甲骨周りの筋肉をほぐすストレッチになります。

やり方は、座った状態で両方の指先を肩につけます。

そのまま両肘を胸の前で合わせます。

この時、肩甲骨が外に開くイメージで行って下さい。

次に息を吸いながら、ゆっくりと両肘を頭の上(横)まで前回りに持ち上げます。

次に息を吐きながら肩甲骨を引き寄せる感じで胸を広げながら肘を下ろして行きます。

10回位を目安に行い、逆回りも行って下さい。

他には肩と腕のストレッチとして、伸ばす方の腕を肘を伸ばした状態でからだの前に持ってきて、反対の腕でクロスさせた腕を体の方に引き寄せるストレッチや、伸ばす方の腕を頭の後ろに回し反対の手で肘をつかみ、下に引き下ろすストレッチ等も肩や首のストレッチには有効です。

他にも症状や状態に適したストレッチは色々有りますので、是非お気軽にご相談ください。