こんにちは、入間駅前通り接骨院の大熊です。
女性の方は特に気になることだと思いますが、今日は骨粗鬆症についてです。
骨粗鬆症とは
みなさんご存知かもしれませんが、身体の細胞が新陳代謝をするように、
骨も新陳代謝をして常に新しい状態であるように身体は働いています。
骨を作る骨芽細胞、古くなったものを壊す破骨細胞、主にこの2つの働きで新陳代謝が行われています。
骨粗鬆症は、この骨芽細胞の骨を作る作用よりも、破骨細胞の骨を壊す作用が強くなってしまって起こります。
そうすると骨の密度、いわゆる骨密度が低下していき、骨がスカスカになり骨粗鬆症となります。
何か特別なお薬などを飲んでいない場合は、主に加齢によるものが原因となります。
この変化を完全に止める事は現在の医学では今のところ無理です。
しかし、骨密度の低下をゆっくりにすること、急激に落ちる事を防ぐことはできます。
骨粗鬆症の予防法とは
その方法は
①食事
毎日の食事に気を付けて、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKを取ることを心掛ける
まず食事ですが、カルシウムを多く含む食品の代表的なものは、
牛乳や乳製品、チンゲン菜や小松菜など
ビタミンDは鮭、サンマ、しいたけ、卵など
ビタミンKは納豆、ホウレンソウ、ブロッコリーなど
だそうです。
②日光浴
次に、外にでて日光を浴びると身体の中のビタミンDが活性化され
カルシウムの吸収を助けてくれます。
③散歩などでいいので軽い運動を行う
最後に運動です。
少し文字にするのはわかりづらいかもしれませんが、骨は縦の軸方向に力を加えると、
カルシウムが吸着しやすくなり、強くなるという性質があります。
地面に足を着いて立って歩くと骨に対しては縦方向の力がかかることになります。
つまりウォーキングなどの運動をすると骨は強くなりやすいです。
また、運動をすることで血流がよくなり骨芽細胞が活性化されたり、筋肉が鍛えられるので
身体の支えがききやすくなり、転倒して骨折するなどのリスクの軽減にもなります。
以上が骨粗鬆症予防の基本的な事です。
転倒して寝たきりにならないように、普段から運動をして
しっかり筋肉を鍛えておくことは、健康な生活を送るためにも重要です。
最後に
そもそも外を歩くのも大変という方には、当院には電気で簡単に筋肉トレーニングができる機械もありますので、是非ご活用下さい。