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治療の希望、言えていますか?

| 紹介状の返却


 

先日、ある患者様がご来院されました。

自宅で転んでしまい、右腕を負傷されたとのこと。

 

エコーや超音波を使いながら様々な検査をしますが、根本的な原因は見つからず。

アイシングと、包帯・三角巾で固定後、翌日整形外科に行くように伝えて紹介状を作りお渡ししました。

 

翌朝、整形外科で検査しやすくするため包帯を取り、

症状を再度確認させていただき、やはり整形で診ていただくようお伝えしました。

ですが、患者様は紹介状を返却され、 “わたしがここに決めたから、先生よろしく”  と。

 

嬉しいお言葉ではありましたが、患者様の症状を考えると整形外科で

検査していただくのが一番良い選択に思われました。

| れぞれの事情


 

お話を伺ったところ、5年前に階段から転倒し腰椎骨折。

手術も無事に終わり退院出来たのですが、術後から退院に至るまで、担当医の方は様子を見に来ることはなく。

その際のことが思い出され、病院には行きたくない、とのこと。

 

症状の改善・治療は大前提ですが、患者様の不安や背景、希望を聞けることが、柔道整復師のいいところです。

治療の正確さに加えて、それぞれに合った方法を追求し、患者様にファンになっていただく。

そのためにも、患者様がお話しやすい空気をつくり、求める以上の体験を提供できるようヒューマンアジャストは常に考え続けます。