ぎっくり腰について

ぎっくり腰とは突発的に起こる腰痛症を指しています。

ぎっくり腰の原因と症状

ぎっくり腰の場合は原因のほとんどが年齢による衰えと日常的な動作です。関節や椎間板は中年や高齢者になると衰えてきますが、些細な動作がきっかけとなって衰えた腰部に問題を生じる事が多い傾向があります。

ゴルフやテニス、自転車や乗馬のような腰に捻りが入る動きで発症する事は少なくありません。ダンボール箱を持ち上げようとした、孫を抱っこしようとした際に経験するケースも多いです。無茶な姿勢で腰部に負担がかかると、ぎっくり腰発生のリスクが高まります。

症状については、発症直後は強烈な痛みが出る場合が多いです。その場から動けなかったり、介助なしでは移動できなかったりする事もあります。じんじんする痛みやビリビリする痛さなど感じ方の違いはありますが、いつも通りの暮らしが難しくなるほどの強さである事が多いです。徐々に回復していくものの、筋肉が突っ張る感覚や痛さはしばらく継続するでしょう。

動く事が困難なケースが多く、すぐに受診が難しい事もあるはずですが、なかなか治らない場合はぎっくり腰ではなく他の疾患の可能性があるので要注意です。