こんにちは、入間駅前通り接骨院の大熊です。

梅雨も明けて朝晩にジョギングをしている方をよく目にするようになってきました。

今日はランナーの方に割りと多く出るトラブル、ランナー膝について書いていきます。

さて、ランナー膝ですが、整形外科などで傷病名がつくとすると腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたえん)ということになります。

腸脛靭帯とは骨盤の筋肉から太ももの外側を通り膝の下の骨につく長い靭帯のような腱のようなものです。

 

原因は筋力不足や、筋力のアンバランス、走るフォームの不正確さ等により足首の使い方や重心のかかり方に偏りが出てしまい、そのまま運動を続けた時に、正常な人と比べた時により多くの負荷がかかるため、腸脛靭帯に炎症が起こり痛みの出現に繋がってしまいます。

自分で見るのはなかなか大変ですが、まっすぐ立って後ろからみたときにアキレス腱が内側に入って傾いていると足首が過回内というアンバランスな状態になっています。この状態の方は要注意となります。

もちろん、前提として靴のクッション性が弱いものや、ランニングに適していないもの、靴底がすり減った状態のもの、サイズがあっていないものなどの使用はランナー膝だけでなく、様々な身体の不調につながりますので、注意しましょう。

 

対処法としては、いくつかありますが、例えば靴自体にいれる足底板の作成や、クッション効果のあるものが入っているサポーターをして今の身体の状態に合わせて用具を変える事。または、お身体を調整して負担のかかりづらい状態にしていくことです。

 

当院では、外反母趾の治療の一環で、テーピングで足のバランスをよくする治療や足関節の調整治療などを行っております。

患部の痛みを軽減する事ももちろんですが、その痛みを出づらくするバランスをとる治療や、足を正しく使っていただけるようなテーピングをすること、EMSなどを使っての筋トレなどで、痛みの出づらい身体作りのサポートをさせて頂いております。

足のトラブルでお悩みの方がいらっしゃいましたら、一度ご相談下さい。お待ちしております。