こんにちは、入間駅前通り接骨院の大熊です。

梅雨のこの時期は気温差も大きく、体調を崩される方が多くなります。

寝違えやぎっくり腰もこの時期は多くなるように感じます。

そこで今日は、ぎっくり腰についてお話しようと思います。

ぎっくり腰とは

いわゆるぎっくり腰は腰痛のなかでも、ふいに急激に起こるものを言います。

私が以前勤務していた整形外科のお医者様のお話では、はっきりした原因は不明ですが、

背骨の関節の間に身体の中にある膜のようなものが入り込んでしまい、

激痛が起こると考えられているとのことでした。

また、患者様のお話でよく聞く理由は、無理な姿勢で長時間同じような体勢でいたり、

とても重いものを持ち上げたりしたときが多いようです。

症状も痛いけれど多少は動けるものから、床から起き上がれないくらいのものまで様々です。

ギックリ腰によくある傾向

①仕事や家事などの日常生活で、腰に負荷がかかりやすい姿勢や、動作が多い人は、他の方よりも腰や脚の筋肉が固くなっている。

②スポーツの前後は体操をする方が多いですが、仕事や家事の前後に体操する人は少ないので、使いっぱなしになるため、筋肉は更に固い状態になっていく。

③そんな固い状態の筋肉に無理な姿勢で負荷がかかったり、急激に筋肉が伸び縮みしたりする。

結果、ぎっくり腰になることが多いと考えています。

ギックリ腰にならないために日常生活での注意点

①物を持ち上げるときなどは身体をなるべく近づける(遠くの位置のものを持ち上げない)。

②膝をしっかり曲げて、脚の力も一緒に使う。

③右手と右足、左手と左足、など同じ方の手足が前に出た状態で使わない。(歩くときの様に、手足はクロスして使う)

④普段から体操などをして筋肉が柔らかい状態にしておく。

などでしょうか。

急性腰痛で気を付けるべき点

更に、少し気を付けなければならないことがあります。

急性腰痛の中には、筋肉的なものだけでなく、腰椎椎間板ヘルニアなどの病変がある場合もあるので、

お尻から足にかけて痺れを伴う場合や、体勢を動かさない状態でもずっと痛い場合などは、

早目に医療機関を受診することをお勧めします。

最後に

しっかりケアをして梅雨に負けない健康的な身体の状態にしていきましょう。